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Another Story4.救出・・・④光の国へ

 【08//2012】

ワタシが行かなければ

「メアリー、
 ワタシは地球に行かなければいけない・・・
 そうしなければいけない気がするんだ・・・」

「ヤマト・・・・」


ヤ、ヤマト・・・








「ジュリアン、ごめんね・・・
 ワタシにはヤマトの気持ちが理解できない・・・
 だけど、彼を止める事はできなかった・・・」


まずはジュリアン

メアリーは動かないジュリアンにそう話しかけていた。

「あれは一体なんだったんたの?
 地球を愛する“光の国の人間”としての責任?
 ううん、そんなモノだったらワタシは力づくでも彼を止められた・・・・」


地球に思い入れの無いメアリーには、ヤマトの行動は理解できなかった。

ただ言えるのは、同じ光の種族の人間で、身内以外で「良家の出身」であるメアリーに対し真っ向から反論できる人間なんてこれまで1人もいなかった。

きっとそれは「地球を愛する光の国の人間の責任」等ではなく、彼にとってそれ以上に“重い何か”だったに
違いない。

そういう風にしか説明がつかないし、メアリーもそれ以上の事は分からなかった。

今分かっているのは時間が無い事、そして目の前にいるジュリアンの力が必要だという事だった。

アナタの力が必要

「ジュリアン・・・ワタシに力を貸して頂戴・・・」

本当はすぐにでもレオーヌに連絡をとりたいところだったが、テレパシーをとるにはある程度の時間と、
ある程度の体力が必要である。
そしてその消耗は距離に比例する為に、地球との交信には相当のエネルギーが必要である。

ここに残った全員の命を救うには、そんな事で時間をかけている余裕は無かった。

集中

“ハアァーーーー・・・・・・”

メアリーは呼吸を整えながら全神経を集中させていた。


“レオーヌ、ごめんね。今はあなたの力になれない・・・
 ダメッ、ジュリアンを助けることだけ考えなきゃ・・・”



“ハアァーーーー・・・・・・”

メアリーの両手に全神経が注がれると、メアリーはその両手をカプセルに向けて差し出した。

光線

メアリーの手から放たれたのは、光の国の中でも限られた人間しか使えない特殊能力「リライブ光線」であった。

早い話が「蘇生能力」を持った光線である。


“ハアァーーーー・・・・・・”

カプセル破壊

メアリーの放つ「リライブ光線」の照射光がカプセルを貫通し、中にいる「マネキン化した」ジュリアンに降り注がれていく。

「リライブ光線」は他の光線に比べて相当の集中力を要する上、発射にも時間がかかり、効果が現れるのも他の光線に比べて遅い。

その為、相当な量のエネルギーが必要となるのだが、そんな事は百も承知とばかりに「リライブ光線」を照射し続けた。


“ハアァーーーー・・・・・・”


すると「リライブ光線」の照射光が「マネキン化した」ジュリアンの身体を包み、カプセルが音を立てて砕け散った。


“パリィーーーン!!!”

ジュリアン復活

その瞬間「リライブ光線」の照射光が消え去り、その中から現れたのは正真正銘「蘇生した」ジュリアンの姿だった。

「・・・・・・?!!」

「生き返った」ジュリアンの目の前には、疲弊して地面に崩れ落ちるメアリーの姿があった。

メ、メアリーさん!

「メ、メアリーさん!!大丈夫ですか?!!」

ジュリアンはメアリーのその姿に驚かずにはいられなかった。

光の国最強の女戦士の「そんな姿」など、めったにお目にかかる機会など無いからである。

「だ、大丈夫よ・・・そ、そんな事より・・・」

メアリーは事の状況を手短に説明し、ジュリアンに協力を求めるが、ここでジュリアンがアンナの存在に気付く。

ジュリアンも気付いた

「アンナさん!!」

「大丈夫よ、ジュリアン。アンナに意識はあるわ。」

「でっ、でも・・・」

「多分変身が解けた事で、星人が止めを刺さなかったからでしょうね・・・
 おかげで彼女は助かったし、貴重な情報も得られたわ・・・」


そんな事より・・・

「じゃあ一緒に銀十字軍に連れて行きましょ!そうすれば彼女の治療も出来るし、2人の治療も手伝って・・・」

「心配ないわ。応急処置は済ませたし、もうすぐ彼女にとって何よりの“特効薬”が到着するから。」

「えっ?」


呆気にとられたジュリアンの表情を見て、メアリーは意味深な笑みを浮かべた。




27急ぐわよ

「いい?もう時間が無いの!絶対カプセルを壊しちゃダメよ!
そうなったら彼女達の身体が持たないわ。
それに、もうこれ以上余分な時間をかける事も出来ない・・・
その為にあなたを蘇生させたんだからね。
ワタシに感謝するヒマがあったら、この任務を成功させる事だけ考えなさい!
分かった?!」


「ハイッ!!」

メアリーの言葉にジュリアンが頷き、カプセルを抱えた二人は銀十字軍に向かって出発した。


「メアリーさん・・・アンナは本当に大丈夫なんですか?」

「今アナタが気にしなきゃいけないのは、
地球に向かって飛んでった“バカ旦那”の事じゃないの?」

「えっ?ヤマトがここに・・・」

「ここに来て貴方の姿見たらオタオタしちゃってさ。
しかも星人が“地球”に行ったって聞いたら余計にオロオロしちゃって。

“どうせアンタはここにいても何にも出来ないから、
さっさと地球に行って星人を倒してきなさい!
ジュリアンは責任持ってワタシが助けるから!!”

って言って、ワタシが地球に行かせたのよ。」



ジュリアンの事を思い、“全くの出まかせ”を並べ立てるメアリー。

しかしジュリアンは“メアリーのキャラクター”を知っているだけに、微塵も疑う様子はなかった。


「じゃあヤマトは、あの恐ろしい星人と・・・・」

自分や女戦士達が全く叶わなかった相手だけに、気弱になるジュリアン。


「貴方がそんな事でどうするの!ヤマトを信じなさい!」

「メアリーさん・・・」


気弱になっているジュリアンは激しく叱咤した。


「貴方が信じていれば、彼は必ず帰ってくるわ・・・
2人を無事銀十字軍に届けたら、貴女はすぐに彼を迎えに行ってあげなさい。
これはワタシからの命令よ!」

「は、はい・・・」

「はあ・・・アンナといい、あなたといい・・・いいわね、あなた達。」

「えっ?」

「な、何でも無いわ!!さあ、急ぐわよ!!」


メアリーとジュリアンが光の国に猛スピードで向かっている頃、
彼女達と入れ替わるように惑星を目指している1人の男の姿があった。




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Category: 4.救出

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