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プロローグ2『レオーヌ地球へ』・・・⑤敵か味方か

 【01//2011】

マンション

レオーヌが女に連れて来られたのは、とある集合住宅だった。

『この人一体・・・』

レオーヌは女が何者なのかという事に、答えを出す事が出来なかった。

女は服装・住居と、レオーヌがとりあえず必要としているものを用意してくれた。

何となく『自分の敵ではない』という感じはするのだが、その目的が分らないし、もしかしたらこの星の人間ではないかもしれない。

しかしまだ若いレオーヌはそれを判別する能力を持ってはいなかった。

「さあ入って。」

レオーヌは、その集合住宅の一室に招きいれられた。

「どう?独りで暮らすのには十分でしょ。」

女の言う通り、独り暮らしには十分過ぎる間取りであった。

「あの・・・・どうして、ワタシに・・・・」

レオーヌは、なぜ自分にそこまでしてくれるのか、と素朴な疑問を口にしようとしたが、女は構う事無く話を続けた。

「あっ、家賃の心配はいらないから!」

「えっ?!」

「だってワタシ、ここの所有者だから。」

「!!」

「ワタシねえ、何軒もお店やってるの。だからお金には全く不自由してないし、あっ、他にもマンション持ってるから、ここが嫌なら言ってね。」

「いや、そんな・・・」

「女が手っ取り早く稼ごうと思ったら、その武器を使うのが一番早いのよ・・・まあ、アナタに同じ事しろとは言わないけどね・・・・」

「・・・・」

レオーヌは、その女が自分の知りたいと思ってる事を、自分が聞く前にベラベラと話している事に気が付いた。

それはまるで異星人である自分に、この星の文化や、この星で生きていく術を教えてくれているような気がした。

やはりこの女はこの星の人間ではないんじゃないか?

確証はないが、レオーヌはそんな風に思い始めていた。

メアリー

「あっ、そういえばまだ名前言ってなかったわね。ワタシは『メアリー』。御店でそう言ってるから、普段もそう呼ばれてるわ。」

「ワタシは、レオーヌ・・・」

「プッ・・・ちょっとアナタ、どう見ても日本人じゃないのよ!ワタシの真似しなくっていいから・・・」

メアリーは大げさに笑っているが、レオーヌにはその意味が分からなかった。

しかしメアリーは急に真顔に戻り、

「で、名前は?」

と、もう一度レオーヌに聞いてきた。

この時レオーヌは、うかつに自分の名を語る事がいかに危険な事かという事に気づいた。

真冬

「あっ、あの・・・オオトリ、マフユ・・・」

レオーヌは咄嗟に、先ほど耳にした単語を並べて口にした。

「へえーっ・・・マフユちゃん。いい名前じゃない・・・」

メアリーは満足そうにそう言った後、自分のポケットから手帳を取り出して何かを書き込むと、その紙を破ってレオーヌに渡した。


“鳳(おおとり)真冬(まふゆ)”


「漢字はそれでよかったかしら?」

メアリーにそう言われたレオーヌは、あわてたように頷いた。

“そうか・・・この星の文字ではこう書くんだわ・・・”

レオーヌはまた、メアリーと名乗る女に“地球でのルール”を教えられていた。


その後もメアリーは、レオーヌが地球で生活する為のあらゆる準備を手伝ってくれた。

メアリーは必要以上にレオーヌの事を“真冬ちゃん”と呼び、レオーヌに“地球上での名前”を意識させていた。

さらにメアリーは「お金が必要なら、好きなだけ使え」と、“真冬”に数枚のカードを与えた。

真冬

「メアリーさん、ワタシ、ちゃんと働いてお金を稼ぎたいんです!」

「どうして?お金の心配なんてしなくていいのよ。ワタシ一人じゃどうせもてあましちゃうから、真冬ちゃんが使ってくれた方が嬉しいわ?」

「でも、メアリーさんにこれ以上お世話になる訳にいかないし、それにワタシだってこの星のルールを・・・」

「真冬ちゃん。アナタみたいな“世間知らず”さんが社会に出ても、足手まといになるだけだわ。まあワタシみたいな商売すれば、アナタでも稼げるだろうけど、悪い奴に利用されるのがオチよ。そんなにあせらなくっても、もうちょっと“社会勉強”してからでも遅くないんじゃない・・・」

「メアリーさん・・・」

「真冬ちゃん。ワタシがお金使っていいって言ってるんだから、アナタはそれに甘えていいの。ワタシの事を利用すればいいの。“世の中”持ちつ持たれつ・・・世渡り上手になんなきゃダメよ。」

真冬はメアリーに何も言い返す事が出来なかった。


「でもメアリーさん。何でワタシにこんなに親切にしてくれるんですか?アナタには何の得にもならないんじゃないですか?」

「真冬ちゃん、それは違うわよ。ワタシもアナタを利用させてもらってるの。」

「えっ・・・」

「ワタシね・・・しばらく“ココ”を離れなくちゃいけなくなったの・・・その間、誰か代わりにいてくれないかなって思ってたら、ちょうど真冬ちゃんに出会ったのよ。」

「やっぱり・・・ワタシを呼んでたのは、メアリーさんだったの・・・」

「呼んだ?住む所を探してたのは、真冬ちゃんの方じゃないの。だからワタシは声をかけたのよ・・・」

「・・・・・」

「真冬ちゃん・・・気づいてないの?アナタ、ワタシにここまでしてもらったら、“ここ”を簡単に離れる事なんて出来ないんじゃないの?」

「えっ?」

「本当は真冬ちゃん、どうしても“ここ”にいなきゃいけない理由なんてないんじゃない?他の場所に行きたくなったら、自由に行けるんじゃない?でも、真冬ちゃんは“ここ”を離れられないわ・・・少なくともワタシが“ここ”に戻ってくるまでは・・・」

「メアリーさん・・・」

メアリー

「ね?わかったでしょ?ワタシもアナタの事、利用してるのよ。だけどね、ワタシが戻ってきても、アナタが“ここ”にいたいって言うんだったら、いればいいのよ。ワタシ他にも物件持ってるから、わざわざここに住む必要ないし。」

メアリーはそう言うと、真冬に向かって悪戯っぽい笑みを見せた。



Category: ②『レオーヌ地球へ』

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登場キャラ⑧サツマ ルミコ

 【01//2011】

サツマ ルミコ
サツマ ルミコ(Rumiko Satsuma)
「薩摩 ルミ子」 レオーヌの人間体のモデルとなった女子高生。

地球に来たばかりのレオーヌが、地球人に変身する為のモデルを選んでいたところに、たまたま通りかかった女子高生。

相当の美少女で、相当の巨乳wだが、それ以外はごくごく普通の女子高生である。



名前の由来はモロボシ・ダンのモデルとなった“ミラクルマン”薩摩次郎と、帰マンの“もう一人の”ヒロイン、村野ルミ子から。

帰マンのヒロインといえば、非業の死を遂げた“坂田アキ”のイメージが強いが、管理人はこのルミ子さんが結構お気に入りだったりする。
登場回数は少ないものの、郷秀樹の正体を知っているのは次郎君とこのルミ子さんだけで、そういう意味では重要人物だと言える。
(加藤、伊吹の両隊長も、感付いているような態度を見せてはいるが。)

さらに村野ルミ子は次作品の「ウルトラマンエース」にも、次郎君と共に登場。

ヒロイン(女子隊員)を演じられた女優さんが、他のシリーズに違う役柄で出演するのは珍しくないが、同じ役で他のシリーズに出演するのは異例の事である。(ルミ子さんは一般女性ですが)

おそらく昭和ウルトラではこの村野ルミ子と、タロウに登場した南夕子くらいではないだろうか?

帰マン最終回では、バット星人に人質に捕らわれている最中に、郷秀樹と挙式を挙げる夢を見るという強烈な楽天キャラぶりを発揮していたルミ子さん。w

個人的にはもっと評価されて欲しいウルトラ・ヒロインである。


使用フィギュアはTaruruさんの「MD yuri」。

追記
村野ルミ子役を演じられた岩崎和子さんはwikiで見てもとにかく情報が少ない。
果して今はごく普通の主婦になられているんでしょうか・・・・



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プロローグ2『レオーヌ地球へ』・・・⑥この星で

 【02//2011】

レオーヌが地球に訪れてから数日後。

真冬の携帯に一通のメールが入った。

●phone

差出人はメアリーだった。

この真冬が使っている携帯も、メアリーが買ってくれたものである。

“真冬ちゃん、ワタシしばらく日本を離れる事にしたから。Good Luck!”

「メアリーさん・・・・・」

真冬はメアリーと出会ってからずっと、メアリーと奇妙な共同生活を送っていた。

その間、メアリーは様々な事を真冬に教えてくれたが、結局メアリーは自分の素性を明らかにはしなかった。

そしてメアリーも、真冬の素性を聞くことは一度もなかった。

真冬屋上

その夜。

真冬は自分が住むアパートに屋上にいた。

「メアリーさんはやっぱり、地球人じゃなかったんじゃ・・・」

これまでのメアリーの発言や行動は、どう考えても「異星人」である自分に、地球上で生活する術を教えてくれたとしか思えなかった。

真冬の“軽率な”発言も問いただすような真似はせず、さらりと受け流しながらも、自分に“地球人としての”発言をするように、巧みに促していた。

メアリーが自分の事を語らなかったのも、真冬に何も聞こうとしなかったのも、この星で暮らすなら「余計な事」を話す必要はない、という警告だったに違いない。

しかしメアリーが異星人だという証拠は何一つ残されていないのだ。

「まだワタシには分らないことが多過ぎる・・・メアリーさんの正体も・・・メアリーさんが自分の味方なのか、敵なのかも・・・」


“違う星の人間と共存していくには、“信頼”が大事だ。だけど、“信用し過ぎない”って事も大事だ。”


真冬は、地球に来る前に出会った宇宙人の言葉を思い出していた。

考えてみれば、メアリーも彼と同じ事を自分に教えてくれたのかもしれない。


「ワタシにはまだまだ覚えなくちゃいけない事がいっぱいあるんだ。」


真冬は『ある決意』を胸に秘め、自分の両腕を真横に広げ、ポーズをとった。

ポーズ1

ポーズ2

“レオーーーヌ!!!”

変身

光るリング

レオーヌ変身


屋上から真冬が姿を消した直後、日本のはるか上空を飛び回るレオーヌの姿があった。

夜景

「なんて綺麗なんだろう・・・」

レオーヌはその美しい夜景を見て、心を奪われていた。


「この先どんな事があるか分らない・・・いつかはこの星を離れる事になるだろう・・・でも今は、この星で精一杯生きていく・・・・」



レオーヌが地球で暮らす決意をしていたその頃、そのはるか上空には、地球を後に去っていく謎の飛行体の姿があった。

謎の飛行体


プロローグ2『レオーヌ地球へ』 -END-

Category: ②『レオーヌ地球へ』

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プロローグ2『レオーヌ地球へ』・・・あとがき

 【02//2011】

え~、プロローグ2はこれで終わりです。

一応これでようやく、プロローグの終了となります。

駄文、長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。



レオーヌの誕生から地球に来るまで、のお話でしたが、いかんせん謎の人物が多過ぎますね。(汗)

あとレオーヌが地球に来た理由が、怪獣退治でもなんでもなく、一種の社会勉強のような感じになってます。

この辺もう少し、設定がうまく出来なかったかなあ、と、ちょっと反省しちゃったりしています。


今後は、レオーヌの地球での活躍?の記録になる訳ですが、思いつきの単品画像とストーリーものが入り混じった感じで発表していく予定です。


その中で、プロローグでベールに包まれた部分なども次第に明らかになっていきます。


オーガ星でレオーヌを助けた銀色の巨人は誰か?w

メアリーと名乗る謎の女の正体は?

レオーヌと入れ替わるように地球から去っていった飛行体は一体?


まあそれよりなにより、レオーヌのHなピンチシーンを出来るだけアップしていけたらなあ、と思います。w



Category: ②『レオーヌ地球へ』

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キャラ紹介・・・オオトリ マフユ

 【02//2011】

鳳 真冬
オオトリ マフユ(Mafuyu Ohtori)
「鳳 真冬」 レオーヌの人間体。

地球に来たばかりのレオーヌが、街でみかけた女子高生「薩摩ルミ子」をモデルに変身した人間体。
(参考 登場キャラ⑧サツマ ルミコ)

名前の由来は、たまたま見た「お笑いDVD」に登場していたコンビとそのネタの内容から。
(参考 プロローグ2『レオーヌ地球へ』・・・④謎の女⑤敵か味方か)

レオーヌはどうやら、「●ブン」や「●ビウス」のような「粋なセンス」は持ち合わせていないようである。w

最初は地球の文化が分からず戸惑っていたものの、偶然?出会った謎の女メアリーに様々なレクチャーを受けながら、地球での生活を満喫している。

左手にはめている指輪(レオーヌ・リング)は、変身用のアイテムである。

レオーヌ・リング



このblogの主人公、レオーヌの人間体です。

名前の由来は・・・お察しの通り、あの人間体と、その役者さんからです。(汗)

フィギュアはもちろん、「サツマ ルミコ」と同じ、Taruruさんの「MD Yuri」。

Category: レオーヌ

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登場キャラ⑨メアリー

 【02//2011】

メアリー
メアリー(Mary)
数店舗の店を経営。不動産も幾つか所有している。

真冬にいきなり声をかけてきた謎の女性。いかにも“水商売”風の外見が特徴。

真冬の事をあらゆる面でサポートしている。

時折真冬の正体(レオーヌ)を知っているかのような言動を見せるが、単に勘が鋭い人生経験豊富な水商売の女のようにも見える。

地球に来た時、テレパシーのようなものを感じ取ったレオーヌ(真冬)は、メアリーがその主だと睨むが、メアリーは真冬(レオーヌ)の方が(地球での)生活基盤を探しているという念を送っていて、それを自分が感じ取ったのだと主張している。

レオーヌはメアリーの事を自分と同じ異星人では、と考えるが、特殊な能力を持った地球人か、異常に勘が鋭い地球人という可能性もある。

未だにレオーヌの味方かどうかも分らない、謎の多い存在。



レオーヌの地球での記念すべきファーストコンタクトの相手は、ちょっとブッ飛んだ感じのお姉さん?でした。w

めちゃめちゃいい人なのか、はたまたとんでもない悪女なのか・・・w


フィギュアはSTUDIO MAYAの有料版Mayadoll「Maria」。



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